激安スケボークルーザーの性能は?3,000円台のミニクルーザーに乗って検証

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おすすめのスケボークルーザーを検索していると、ランキングサイトなどで紹介されている激安クルーザー

「見たことある形をしているけど、どう考えても安すぎる」
「安いから買ってみたいけど、これで練習できる?」
「強度や安全性は大丈夫なの?」

そう考えてしまって、なかなか手を出せないでいる人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、筆者が実際に購入して乗ってみた感想をお伝えしたいと思います。

外来種

激安クルーザーの購入を迷っている人は、参考にするといいぞ

目次

3,000円台の激安クルーザーを検証・評価

購入したflcrck22インチ ミニクルーザー
購入したflcrck22インチ ミニクルーザー
検証した4項目
  • 乗り心地・性能
  • 耐久性
  • デザイン
  • コスパ

乗り心地・性能

結論から言うと、3,000円台ということを感じさせない快適なものでした。

ポンピングなども問題なく可能ですし、ゆるい下り坂でカービングしてもウィールは滑らず耐えてくれます。

初心者が練習するには十分な性能ですし、ペニーなどに乗りなれている人が乗っても楽しめるものになっていると思います。

体感でまずペニーと違うなと思ったのはブッシュの柔らかさで、体重の重い人や強く踏み込む人にはぐにゃぐにゃに感じられるかもしれません。

ただ、ほとんどのスケボーにおいて、初期に搭載されているブッシュの品質は良くありませんので問題とまでは言えないように思います。

外来種

トータルで見ると、これだけ買って遊ぶには十分な性能だな

耐久性

長く乗ったわけではないので何とも言えませんが、数回乗った程度では大きな問題は起こっていません。

ただ、ポンピングなどを繰り返していたところ、ピボットブッシュに多少のひび割れが起こりました。

ピボットブッシュに関してはペニーであっても耐久性が低いと言われているパーツですので、ここは消耗品とあきらめて交換用パーツを購入してもいいかもしれません。

ペニー互換のピボットブッシュが使えます。

外来種

他にも、耐久性に関しては今後何かあったら追記していくぞ

デザイン

flcrck22インチのデザイン
flcrck22インチ
ペニー22インチのデザイン
ペニー22インチ

とにかくペニー22インチを意識したデザインをしているので、遠目ではペニーにしか見えません!

しかし各パーツを近くで見てみるとやはりチープさが目立ちます。

ペニーの方はトラックにロゴが入っていたり、表面の処理などにも高級感があります。

外来種

廉価版ペニーを意識して作られているのだろうが、良くも悪くもその通りのデザインになっているな

コスパ

言うまでもなく、コスパは最高です。

ミニクルーザーとして最低限の性能を備えていることは、間違いありません。

何といっても3,000円台という価格のため気軽に試すことができますので、飽きやすいお子さんやちょっと体験してみたいという人にもぴったりです。

外来種

ここから始めてステップアップしていく最初のクルーザーとしても最適じゃないかな

ペニー22インチとの主な違い

flcrckスケボー22インチは、十分使用できるスケボーであると紹介させていただきました。

ここではよく似たペニー22インチと比べてどのような違いがあるのか見ていこうと思います。

デッキの材質

flcrckスケボーの販売サイトでは「衝撃体制の高いポリプロピレン樹脂製のデッキを採用」と記載されています。

一方でペニーは特殊プラスチック製との記載で、材質が明らかにされていません。

乗ってみた感覚ではflcrckのデッキの方が柔らかく、ペニーのデッキは硬く反発力が強いです。

特殊プラスチックというのが、強い反発力を生んでいるのだと思います。

外来種

デッキの反発力を使って勢いよくパンピングをしたいなら、ペニーのほうがおすすめだ

ブッシュ

トラックに初期から搭載されているブッシュもペニーの方が硬めで反発力があります。

flcrckの方はかなり柔らかいのでグニャグニャで怖いと思う人もいるとでしょう。

筆者はブッシュは交換してしまう派なのですが、やはり長く使うなら交換してしまうのが良さそうです。

ウィールベース

flcrckとPenny22のウィールベースを比較

ウィールベースとは、前のウィールから後ろのウィールまでの距離のことで、デッキの長さ以上に乗り味を左右する要素です。

画像の通り、flcrckの方がややウィールベースが長いですが、乗ってわかるほどの違いは感じませんでした。

ベアリング

flcrckのベアリング

flcrckの説明には「ABEC9」という表記があります。

ABECとは工業規格でベアリングの精密度を定義したもので、数字が大きいほど精密ということになります。

ペニーはABEC7のベアリングを使用しているようですので、flcrckの物のほうが精密ということになりますが。

しかしABEC規格がスケボーのベアリングとしての良し悪しを決めるものではありませんので、個人的にはそれほど重要な数字ではないと思っています。

外来種

どちらのベアリングもスムーズに走行できるもので品質は悪くないと思うぞ

3,000円台の激安クルーザーはおすすめ?激安クルーザーがおすすめな人

激安クルーザーがおすすめな人

おすすめな人の特徴
  • とにかく安くミニクルーザーを試してみたいと思っている人
  • すぐに飽きてしまう可能性が高い人(お子さんなど)
  • 安いスケボーに興味がある人

激安クルーザーがおすすめな人は、ミニクルーザーを試してみたいと思っている人です。

ミニクルーザーを体験はしてみたいけど自分には合わないかも、試したいけどできるだけ安く済ませたい、と思っている人には最適な製品でしょう。

価格が安いので、外に置いて出かける時に気軽に持ち出したり、買い物中の盗難などのリスクも抑えられます。

練習すればこれ一枚でも基本的な技術を身につけられるため、最初のスケボーとしてもおすすめです。

激安クルーザーをおすすめできない人

おすすめできない人の特徴
  • カスタムやメンテナンスをしながら長く使っていきたい人
  • ファッションアイテムとしても見ており、細部のデザインまでこだわりたい人

ミニクルーザーをファッションアイテムとしても使いたい人は、カラーやデザインのバリエーションが多いPennyのほうがおすすめです。

トラックなど細部にもロゴが入っていたり、こだわった作りになっているため眺めているだけでも気分が良くなります。

また、デッキやパーツがしっかりしているため、カスタムしながら長く使っていきたい自分の相棒として付き合っていきたい!という人も思い切ってペニーを買ってみることをおすすめします。

まとめ

今回は、3,000円台で購入できるflcrckの使用感を、実際に乗って検証しました。

激安クルーザーも悪くないと思える結果で、ローコストでスケボーを始めたいという人におすすめできます。

今回紹介したスケボーのようなものでしたら十分実用に耐えるため、気軽にミニクルーザーの世界を体験することができるでしょう。

ただこれは一例にすぎず、激安のスケボーの中には品質の悪いものもあるかもしれません。

購入の際はレビューや商品説明などを、よく確認してからのほうがいいでしょう。

外来種

練習の際はヘルメットやプロテクターを着用し、安全なスケートライフを送るのだ!

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この記事を書いた人

富士山の麓に住むスケボーを愛する30代の現役スケーター&ストリートアーティスト。
ストリートとクルーザーメイン、たまにロングボードも楽しんでいる。

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