クラウドファンディングにて、街乗り専用を掲げたクルーザーHEXが販売され人気を集め、一部で盛り上がりを見せるスケボーのクルーザー。
クルーザーを自由に操ってクルージングできれば、楽しいですよね。でも、実際に自由にクルージングができるようになるのは、実はちょっと大変なんです。
そこで今回は、クルージングに必要なテクニックや知識、練習方法などについて紹介します。これからクルージングをしてみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
本記事で使用しているクルーザーはこちら
スケボーで街乗りはできる?違法じゃない?
違法になる場合・ならない場合がある
スケートボードについての違法になる「禁止行為」について、道路交通法(第76条第4項第3号)には次の項目が明記されています。
交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること。
道路交通法(第76条第4項第3号)
違反すると5万円以下の罰金が科されます。交通のひんぱんな道路においては、スケートボードはできないと考えたほうがよいでしょう。
違法じゃない場所でも、気遣い・マナーは大事
「交通のひんぱんな道路」以外の場所でも、スケボーをするには注意が必要です。
住宅街の道路では、交通量が少なくてもスケートボードの出す騒音が問題になることもあります。走行音の静かなソフトウィールを使う、夜間の使用は避けるなど、周りの環境に配慮して楽しみましょう。
また、公園でもスケートボードが禁止されているところも多いため、滑っても大丈夫な場所かどうかのチェックも必要です。
街乗りにおすすめのスケボークルーザー3選
初心者でも乗りやすい、街乗りにおすすめのスケボークルーザーを3つ厳選しました。おしゃれで小さく、邪魔になりにくいものを選びました。ぜひ参考にしてください。
elos(イロス)
- たまご型のかわいい形状
- コンパクトで軽く、持ち運びやすい
- 幅広のデッキで乗りやすい
- スタンスを広くとれず、長時間のライディングに不向き
- 初期状態ではほとんどカービングできない
- 持ち手がついているので持ち運びやすい
- 小さくて可愛い
- カスタマイズしなければ、グラつかない
elosは”簡単にマスターでき、クルーズを楽しめるスケボー”をコンセプトに、2016年アメリカのカリフォルニアで開発されました。
初心者にもやさしい幅広のデッキとトラックを採用し、ブッシュも硬めで安定感の高いものとなっているので安心して始められます。
また、デッキ表面にはタッチセーフコーティングという加工が施されており、衣類を傷つけることなく足の位置の位置ずれ防止ができます。
たまご型のかわいらしいデザインでバックパックにもすっぽり入るので、お出かけのお供に連れて歩きましょう。
今回紹介する中では唯一の木製デッキで、愛着が湧くことまちがいなしだ
参考価格(税込) | 23,887円 |
---|---|
サイズ | 18インチ |
重さ | 1.85kg |
持ち手の有無 | 有り |
カラー | バリエーション有り |
HEX(ヘックス)
- 後ろに進まない機構があり、安全性が高い
- シンプルで洗練されたデザイン
- 安定感のある乗り心地
- 一般販売されておらず、今のところカラーバリエーションが無い
- 初期状態ではほとんどカービングできない
- 後ろに進まないから初心者でも乗りやすい
- 他のスケートボードには無いデザイン
- 抜群の安定感
2023年にクラウドファンディングにて開発を開始したHEX。
なぜスケートボードに乗るのは難しいのか?という観点で設計された、初心者にも乗りやすいスケボーです。
開発者は、スケートボードが前後に自由に転がりやすくなっていることがバランスの取りにくさにつながっていることに着目し、前方にのみ回転しやすい特許申請構造を採用することによってそれを解決しています。
国際デザイン賞である DIA(Design Intelligence Award)にも選定され、街中で持ち歩いていても違和感がありません。
乗り心地も抜群に良く、初心者でも安定して乗れるでしょう。
現在はクラウドファンディングでの配布のみとなっており、一般販売されていないのが残念なところ
参考価格(税込) | 約20,000円(クラウドファンディングのみ) |
---|---|
サイズ | 18.898インチ |
重さ | 2kg |
持ち手の有無 | 有り |
カラー | バリエーション無し |
Penny(ペニー)22インチ/27インチ
- ブランド力が高く、ユーザーが多い
- カラーバリエーションが多い
- 練習による伸びしろが大きい
- デッキが狭いので、乗りこなすのにやや技術が必要
- バッグに入れて持ち運ぶには長いサイズ
- 様々なファッションに合わせられるカラーバリエーション
- レトロでかわいいデザイン
- 慣れれば小回りが効き自由自在に動かせる
ミニクルーザーといえばこのPennyと言っても過言ではない、街乗りスケボーの代表格。
動画サイトなどでも多数の動画を見つけることができるので、乗り方を参考にできる情報が多いのも、Pennyの強みです。
街乗りにおすすめなのは一番小さい22インチと、乗りやすさの27インチ。
樹脂製のデッキは強い弾力を持っており、乗りこなすほどに反発を使ったカービングの中毒性に引き込まれていくでしょう。
上達してからも様々なテクニックを習得できるので、長く使えば使うほど楽しくなっていくスケートボードと言えます。
ミニクルーザーといえばこれ!
どこかレトロな雰囲気を感じさせる形状も魅力だな
参考価格(税込) | 19,800円 / 20,900円 |
---|---|
サイズ | 22インチ / 27インチ |
重さ | 1.9kg / 2.3kg |
持ち手の有無 | 無し |
カラー | バリエーション多数 |
スケボーの乗り方|スタンス・プッシュ・ブレーキ・ターン・ポンピング
スケボーでクルージングするために、次の5つの基本動作をマスターしておくとよいでしょう。
今回は、ミニクルーザーとしてポピュラーな「Penny 22インチ」を使って解説します。
「これからスケボークルーザーを買う」「今のクルーザーはちょっと自分に合ってないかも?」という人は、おすすめのクルーザーを紹介した次の記事もぜひ参考にしてください。
【スケボーの乗り方①】板への足の乗せ方(スタンス)
「スタンス」とは、スケボーへの足の乗せ方のこと。
スケボーは進行方向に対して横向きに乗って進むので、片足を進行方向(前)側、もう片方の足を後ろ側に乗せます。
「自分の軸足・利き足がどっちなのかわからない」という人は、次の方法で軸足の判定が可能です。
- ボールを蹴る方の足が利き足
- 歩き出して最初に出る方が利き足
- 後ろから押されたときにとっさに出る方が利き足
- あぐらをかいて座った時、下になる方が軸足、上になる方が利き足
利き足とは、ボールを蹴るような高度な動きを行う、自分にとって器用な足のことで、利き手と同じようなもの。
軸足は主に利き足で動作をする時にバランスをとり、踏ん張る足で、スケボーの上でも主に体重を支える役割をします。
左足が前に来る乗り方をレギュラースタンス、右足が前に来る乗り方をグーフィースタンスと言います。
自分の軸足・利き足を把握したら、スケボーの上に乗ってみましょう。最初は怖く感じると思うので、フェンスに掴まって練習する方法がおすすめです。
- スケボーの進行方向を向き、レギュラーの人はデッキの右側、グーフィーの人はデッキの左側に立つ
- 進行方向に対して0°~45°ぐらいの角度でノーズ側のビス上付近に軸足を乗せる(利き足はまだ地面についておいてOK)
- 効き足を進行方向に対してほぼ直角に、テール側のビス上付近に乗せる
- 前足をデッキに対して直角に向ける
参考動画
スケボーに乗るコツ
スケボーに安定して乗るには、前足と後ろ足、どちらかに体重が偏りすぎないことが重要です。
特にテール側の足に偏って乗ってしまうと、後方に転倒しスケボーが前方に吹き飛んで行ってしまう捲られ(まくられ)が起こりやすく、転倒する危険があります。
特にスピードが出た時は、前足重心を意識すると良いぞ!
【スケボーの乗り方②】走り出し方(プッシュ)
プッシュは、前足を板に乗せたまま体重をかけてバランスをとり、後ろ足で地面を蹴って進む技術。
スケボーの基本であり、最初に習得すべき技術ですが、やってみるとなかなか難しいものです。全てのトリックや技術に通じる基本動作ですので、しっかりと習得しておきましょう。
プッシュのやり方
- スケボーの進行方向を向き、レギュラーの人はデッキの右側、グーフィーの人はデッキの左側に立つ
- 進行方向に対して0°~45°ぐらいの角度でノーズ側のビス上付近に軸足を乗せる(利き足はまだ地面についておいてOK)
- デッキに乗せた足に体重を乗せ、後ろ足で歩くように地面を蹴る(慣れたら2から3回行う)
- 後ろ足をデッキに乗せ、前足をデッキに対して直角に向ける
参考動画
プッシュのコツ
プッシュのコツは、前足をしっかり曲げて体重をかけること。
可能な人は前足だけでデッキに乗り、足を曲げて片足立ちで耐えてみてください。その前足の状態がプッシュをしている時の感覚に近いものになります。
また、後ろ足で地面を蹴る時、蹴り足側に体重が乗ってしまうとバランスを崩してしまいます。常にデッキに乗っている前足に重心があることを意識しましょう。
緩やかな上り坂で練習すると、やりやすいぞ。
【スケボーの乗り方③】止まり方(ブレーキ)
スケボーに乗って進むことができるようになったら、次は止まり方を覚えましょう。
ゆっくりのスピードだったらそのまま降りてしまえば止まれますが、クルージングをするなら止まりたい場所でスケボーと一緒に止まる技術が必要です。
スケボーで止まる方法はいくつもありますが、まずは基本であり、確実に止まれるフットブレーキを覚えましょう。
フットブレーキのやり方
- ゆっくりプッシュする
- 前足に体重を乗せて曲げていき、後ろ足をゆっくり路面に下ろす
- 後ろ足に体重が乗らないように靴底で路面に摩擦をかける
- 停止する
参考動画
フットブレーキのコツ
フットブレーキのコツは、前足に体重のほとんどをかけることです。
後ろ足は路面にかろうじて触れているくらいの感覚で、ややかかとの方で摩擦をかけます。前足の片足立ちをしているようなものなので、多少の筋力とバランスが必要です。
スピードが出るほど、路面につけた足が弾かれてトントンブレーキになりやすいので、止まるまである程度の距離が必要なことを把握し、早めにブレーキを始めましょう。
【必読!】緊急時の比較的安全な降り方【裏技】
坂道などで、思ったよりスピードが出てしまうことはよくあることです。
スピードが出過ぎてしまうと、とっさにフットブレーキをするのは怖く、パニックになる人も珍しくありません。
そんな時に緊急で使える止まり方(?)として、スケボーから降りて前方に走り抜けるというものがあります。
スピードが出た時の転び方として一番怖いのは、重心が後ろにかかって転倒し、スケボーが前に吹き飛んでいく捲られ(まくられ)というもの。
そうならないよう前方に走り抜けてしまえば、慣性によってスケボーはその場にとどまり、吹き飛んだスケボーが周囲の人に当たってしまうのも防げます。
緊急時の方法だから、しっかりとブレーキをかけられるようになれば使う機会は減る!でも、練習中には意外とよく使う方法なので覚えておくと安心だぞ
【スケボーの乗り方④】曲がり方1(チックタック)
スケボーに乗って曲がること全般をターンと呼びますが、ここではノーズ(スケボーの前方)を振って方向を変えるターンを紹介します。
まずはチックタックの練習を通じてターンに慣れていきましょう。
チックタックができるようになると、とっさに障害物を回避することもできますし、スケボーの上での重心のとり方を理解するのに役立ちます。
プッシュせずに進める技術なので、できると楽しいしスケボーに慣れる訓練としても最適じゃ!
ターン(チックタック)のやり方
- 前足はノーズ側のビスの上、後ろ足はテール側のビスより後ろで踏みやすいところにスタンスをとる
- 上半身を曲がりたい方向にひねる
- テール側に重心を移し、ノーズが上がったら上半身に追従するようにデッキを振る
- ノーズ側のウィールを着地させる
- 反対側へ同じことを繰り返す
参考動画
チックタックの練習方法
ステップ①:ノーズの上げ下げ
まずはチックタックをする上で重要な、ノーズの上げ下げを練習します。
フェンスや手すりなどにつかまって練習してもOK。チックタックのスタンスをとり、前足を上げるとノーズが上がってきます。
ノーズが浮いたら足を下ろして戻し、手を放して確実にできるようになるまで繰り返します。
ステップ②:デッキを振ってみる
次に上半身の動きを追加します。
上半身を右に振ってからノーズの上げ下げをすると、上半身に追従して下半身とデッキが右に振られます。反対側に上半身を振り、ノーズを上げてデッキを元の角度に戻します。
実際のチックタックでは一気に反対側まで振りますが、最初は大きくデッキを振るのが難しいので、右→元の角度→左というように3ステップでチックタックの動きに慣れていきます。
ステップ③:振りを大きくしていく
3ステップでの動きに慣れてきたら、だんだん振る角度を大きくしていきましょう。チックタックの動きに慣れてきていれば、おのずと大きく振れるようになっているはずです。
まだ難しいという時はまだまだ慣れていないということなので、焦らず時間をかけて慣れていきましょう。
デッキを大きく振れるようになってくると、チックタックで前に進めるようになります。
チックタックのコツ
チックタックのよくある問題として、動作はできてきたのになかなか前に進まない、後ろに進んでしまうというものがあります。
前に進まない問題の解決には、デッキを大きく振れるようになることが必要です。
無理に進もうとしてデッキを下した時に、前に体重をかけるのは逆効果です。
チックタックでスケボーが前に進むのは、ノーズを上げている間の後輪なので、前へ進むことを意識せずに自然にデッキを振れるようになるまで慣れることが重要です。
習得まではかなり個人差があり、完全に慣れるまで数か月かかるかも。他の練習の合間などに、続けて習得しておくとよいぞ!
【スケボーの乗り方⑤】曲がり方2(カービング)
カービングとは、左右どちらかに体重をかけ、スノーボードのように滑走しながら曲がるターンです。
チックタックと違い、ウィールを浮かせることなくグリップを使って曲がります。クルーザーなどのソフトウィールに向いた曲がり方で、坂を下る時の減速方法としても習得しておきたいところです。
カービングのやり方
- 普通にプッシュしてまっすぐ進む
- 曲がりたい方向の先を見て、そちら側に体をひねっていく
- 自然に曲がる
カービングの練習方法
ステップ①:まっすぐ進む
カービングの前に、自分がまっすぐ進めているかの確認をしておきましょう。いつも通りプッシュするか、ゆるい下り坂などでまっすぐ進みます。
まっすぐ進めていなかったら、左右の重心や体の開き方を調整してまっすぐ進めるフォームを見つけましょう。
前後の足にかかる体重もできるだけ5:5になるように意識します。
ステップ②:曲がりたい方向に体を向ける
まっすぐ進んでいる状態で、行きたい方向に顔を向けます。顔の角度に合わせ、体もそちらに向けていきます。
体の向きがよくわからない場合は、進行方向に対して平行に両腕を開き、コンパス(方位磁針)のように前の腕で行きたい方向を指すという練習も有効です。
ステップ③:自然に曲がる
ステップ②ができたら、特に意識しなくてもスケボーがそちら側へ曲がっていきます。
カービングのコツ
カービングはスピードが上がるほど難しくなります。体の動きが固くなったり、恐怖心から重心が後ろに傾いたりするためです。
リラックスして乗ることと、前足の重心が抜けないように意識するとある程度スピードが上がっても安定してカービングできます。
坂の下り方
下り坂でスピードが出ている時は遠心力で外に投げ出される力が働くので、カーブの内側に体重を傾けるようにして相殺します。
また、重心が上がってしまうと不安定になって危険ですので、しっかりと膝を曲げて低い重心を維持しましょう。
スノーボードのように下り坂で減速したい場合は、前足重心で深くカービングをしてみてください。
ある程度の傾斜までなら、左右に繰り返すことでスピードを殺しながら坂を下れるぞ!
【スケボーの乗り方⑥】進み方(ポンピング・パンピング)
ポンピング(パンピング)とは、連続してカービングを繰り返すことで推進力を生み、プッシュやチックタックなどをせずに前に進む技術です。
様々なやり方があり、文章や言葉で説明するのは非常に難しい技術でもあります。チックタックやカービングを通してスケボーに乗りなれたら、進めるようになるはずです。
習得したらクルージングが楽しくなること間違いなしのなので、これから解説するやり方や動画、コツを参考に練習してみてください。
ポンピングのやり方
- 軽くプッシュして進む
- 上半身をひねってどちらかにカービング
- 上半身を反対側にひねって切り返して繰り返す
ポンピングの練習方法
練習の取り組み方
ポンピングの練習は、とにかくスケボーに乗りなれるということに尽きます。
乗りなれていないうちは少しも進まず、根本的にやり方が間違っているのではないかと思いがちです。ですが、あきらめずに乗っていたらできるようになるので、根気強く頑張りましょう。
ここではポンピングの基礎となる部分をできるだけ解説していきますが、他人の説明が自身の体験と全くリンクしないということもあるでしょう。
個人的には理屈で考えるより、動画などで見る動きをイメージしながら練習するのが近道だと思います。
ポンピングの理論
カービングの際に後ろ足で踏み込むと、リア(後)トラックにかかったエネルギーが踏み込んだ方向に逃げようとします。
しかしウィールはグリップするので踏み込んだ方向へは逃げられず、ウィールが転がる方向、すなわち前へ進む力になります。
それをフロント(前)トラック側のウィールが受け、最終的にフロントトラックの向いている方向に進みます。詳しく覚える必要はありませんが、ポンピングに向いたセットアップを組む時などの助けになるかもしれません。
後ろ足の踏み込みが推進力になっている、ぐらいの認識を持っておけばOKです。
「Pennyをポンピングしやすいようにセットアップ(セッティング)したい」と思ったら、次の記事もぜひ参考にしてくださいね。
ステップ①:ゆっくり進みながらカービング
停止している状態からポンピングで進むのはかなり難しいので、進む感覚を掴むためにもプッシュしてから練習します。
ゆっくり進みながらどちらかに体を向けてカービング、その後できるだけクイックに反対側に体を回して切り返し、繰り返します。腕を進行方向と平行に開いて舵を取る方法も有効。
この時点ではカービングによって推進力を生み出せていなくてもOK、プッシュの推進力を使ってカービングを繰り返す中で、今カービングで加速したかな?という感覚を持ち帰りましょう。
ステップ②:ひたすら繰り返し!
カービングで加速する感覚が得られたら、それを意識しながらひたすら繰り返しましょう。
しっかりとしたバランスでカービングを繰り返せるようになれば踏み込みも強くなっていき、いつの間にかポンピングで力強く進めるようになっているはず!
伸び悩みを感じたら、チックタックや下り坂でのカービングの練習に戻ってみると、意外なヒントが得られるかもな
街乗り前に練習は必須!主な練習場所
スケボーで街中をクルージングするには他人への配慮が必須。余裕を持って走行できる技術が必要不可欠なので、十分に練習してからクルージングしましょう。
そのためにも、安心して練習できる場所を見つけることが重要なステップです。近くにスケートパークや、スケボーが禁止されていない公園などがあれば積極的に利用していきましょう。
河川敷やサイクリングロードなどでも周囲に気を付ければ練習可能ですし、一緒に練習できる仲間が見つかるかもしれません。
そういった場所が近くに無い場合、車の通行のほとんどない道路などがあれば、安全に気を付けながら練習できます。
田舎で練習場所が見つかりにくい時は、マップアプリで広そうな場所を見つけて行ってみよう。スポット探しもスケボーの醍醐味の一つだ
まとめ
悲しいことに日本ではスケボーに乗って移動するという文化が定着しておらず、危ない乗り物として見られがち。
他の乗り物にはない楽しさも、スケーターだけが知るものなのです。
だからこそ危険のない走行ができるだけの技術を身につけ、迷惑にならないように楽しみましょう。
そういったスケーターの意識がスケボーに対するマイナスの意識を変えていくのかもしれません。